阿嘉島に旅行に行った私ですが、何もかもノープラン。
「この島は何にもないからね~、遊ぶことは自分で探さないとね~」って言いながら、宿のねえねが心配してくれています。
なぜなら、この日の宿泊は、私のほかはみんなダイバーだったから(^_^;)
阿嘉って言ったらダイビングのメッカですからね、そりゃそうなるでしょう(笑)
そんなこんなで、私が出した結論。
慶留間島まで行って来る!
ねえね : 自転車乗ってく?
私 : 自転車乗れないの(^_^;)
ねえね : じゃあ、車乗ってく?
私 : ううん、歩いていってくる♪
ねえね : は????( ̄0 ̄;)
私 : 大丈夫だよ、今日涼しいし(^^)
ねえね : あ、じゃあ、後で車で送ってあげるからちょっと待ってて!
私 : 平気だって(笑)
ねえね : 干からびちゃうよ~。橋の半分だって無理よ~。
・・・とまぁこんな押し問答が続いた後、心配するねえねをよそに半ば強引に出発(笑)
結局、出かける間際にも「なんかあったらすぐ電話するのよ~、携帯持った??」などと心配されっぱなしの私。
ジャングル行くわけじゃないんだから、大丈夫だってば(^_^;)
車社会だから、「歩いたほうが早いんじゃないか?」って距離でも、バイクやら車使うのが当たり前になってると、橋渡って隣の島まで歩くなどと言い出す私は、ねえねから見たらただのおバカさんでございます(笑)
心配かけてごめんね・・・しかも携帯置きっぱで出かけちゃったし(^_^;) ・・・帰宅後怒られたのは言うまでもない事実。
ずいぶん前に阿嘉島に来たとき、車で連れてきてもらったことがあったけど、そのときに思ったのよね。このアップダウンを自転車で行くのは根性いるな~って(笑)
帰りは良いかもしれないけれど、行きはほぼ登り(しかも結構な上り坂) なので、自転車使うほうが干からびます。
あ、でも、真夏は徒歩も自転車もやめたほうが良いです。おとなしく車で行くのが正解。
阿嘉島と慶留間島を結ぶ阿嘉大橋の上から。
ちょうどこの辺りで橋の半分。ねえねが言う、干からびポイントです(大丈夫ですけどね)
ここの堤防、なんか釣れそうだな~などと思いつつ進みます。
集落に入ると比較的すぐにある高良家。
語り部のたけじろうおじいが健在だと聞いたので来てみました。
↑珊瑚石灰石で作られたひんぷん。
建物の柱には戦闘機の突っ込んだ跡があったり・・・改めて思いますが、良くここまで復元したなぁ。
この慶留間島は、第二次世界大戦中に伊江島の方々が強制移住させられた島でもあります。
当時、伊江島は日本軍の要地となっていたため、米軍からの攻撃も激しく、戦争の犠牲になる民間人の多く出た場所でもあります。
終戦後、生き残っていた伊江島の方々は米軍の捕虜とされ、強制移住させられた先の一つがこの慶留間島です。
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当時の高良家の財力を物語る石垣。
一般家庭の石垣とはぜんぜん違う!
この建物は19世紀末に建てられたとされ、国の重要文化財に指定されています。
高良家は琉球王朝時代に唐との国交で船頭を務めた旧家。
当時は唐の品物は原価の数十倍の値段で取引されていたとか。 その儲けで潤ったことから「船頭主家」とも言われるそう。
明治時代に入り、貿易が行われなくなったあとは鰹漁で栄えたそうです。
高良家は見学は有料(300円)ですので、おじいが居る時間に見学しましょう。(9:00~17:00 月曜定休)
時々、勝手に入って勝手に見ていく人が居るそうですが、絶対ダメですそういうセコい見学は(ーー;)
それから、「誰も記帳してくれない」っておじいが嘆いていましたので、見学の際には記帳をお願いしますm(__)m
どこから来た人を案内したかが、おじいのバロメータにもなってまして・・・この日は10年やってきて初の長崎県民来館に大喜び(^^)
ちなみに・・・鹿児島の方が来てくださると全国制覇達成のようですので、鹿児島の方、ぜひ高良家へ!(笑)
三番座でおじいの語りと三線を聞きながらしばしのんびり。
元気そうで何よりです(^^)
こんな小学校に通いたかったな~♪
さ、もののついでなので、もうひとつ橋を超えて外地島の空港まで行きましょうか(って、何のついで?!)
つづく。かもしれない(笑)
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